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自己肯定感を高める方法は “脳をしつける”!?

まわりの人とくらべてしまい、落ち込んでしまう。
周囲からどう見られているのか気になって、つい顔色をうかがってしまう。
どうしても自信が持てなくて、不安ばかりが強くなってしまう。

そんなふうに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

その原因は、自己肯定感が低くなっているからなのかもしれません。

そんな悩みを解決してくれる本、中野信子さんの著書
【脳科学で自分を変える! 自己肯定感が高まる脳の使い方】を紹介します。

ななせ
「前に進みたい」という気持ちを
やさしく後押ししてくれます
読むと、とても励まされる本です!

すぐに実践できることも書いてあるので、考え方と行動の習慣を変えてみるのがおすすめです。


「自己肯定感」ってどういう意味?

「自己肯定感」とはありのままの自分を認める気持ち
他人にとらわれず、自分を評価できること。

周囲の環境によっては
“自己肯定感の低い状態でいた方が生きやすかった”ということもあるでしょう。
自己肯定感の低さは、謙虚さが度を越えたもの。とも言えるのかもしれません。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感の低い人の特徴には次ようなものがあります。

  • 周囲の目が常に気になる
  • 自分なんかに成し遂げられるはずがないと思っている
  • 基本的にネガティブ
  • 誰からも愛されないと思っている


他人は肯定的に受け止められるのに、自分対してには否定的になってしまう
これは過去の経験や習慣から身についてしまったものだとしても
意識して変えることができれば、もっと幸せを感じながら生きられるようになるのではないでしょうか。

自己肯定感の低い人の特徴のひとつに、他人と比較してしまうという傾向がありますが
これでは落ち込むことにきりがありません。

こんなことが続くのは、あなたにとって良い状態とは言えないでしょう。

「自己肯定感が高まる脳の使い方」を読んで学べること

今回紹介する本は、中野信子さんの著書
脳科学で自分を変える!自己肯定感が高まる脳の使い方です。

自己肯定感が低いことは、実は悪いことではない。しかし、自己肯定感が低いままでは不都合なことも多くなる。
そんな不都合を減らすための本です。

脳科学なんてむずかしそうですが、とても分かりやすく、読みやすく書かれています。
しかも、すぐに行動にうつせそうな内容が書かれているのが特徴。

読んで終わりではなくて、具体的にどうしたらいいのか教えてくれます。


この本を読んで学べることは、本のタイトルの通り「自己肯定感を高める方法」です。
どうやって自己肯定感を高めるかというと、「脳を使うこと」。

自己肯定感の低さは、“肌の色や背の高さのような生まれつきのもの”なのだそう。
わたしたちは、それを変えるために“脳を使う”ことができる。

この本で学べること・向いている人

  • 努力してるのに報われないと感じている
  • 正しい努力のしかた
  • 自信を持つためにできることは
  • 脳がもとめていること

脳の習性を知ったうえで、対策していきます。

「自己肯定感が高まる脳の使い方」の概要

この本のプロローグには、このように書いてあります。

肌の色や身長のように、「自己肯定感は意外にも生まれつき」であること。
重要なことは、もって生まれた性質だからといって、まったく変えられないわけではないわけではない。

私たちは「脳」を使うことができる。
戦略を変えていき、自分の人生をいい方向へ導けるということです。

自己肯定感を高めるためにたいせつなこと

この本のはじめに書かれてある大切なことを紹介します。

幸せに生きるためには、他人の価値観や「ものさし」ではなく、まず自分の価値観による幸せがどういうものかを、自分自身で把握しておくことが大切です。
簡単にいえば、自分が「どんなときに気分が良いのか」、あるいは
「どんなことが心地良いのか」をはっきりと認識し、その状態を作り出していくことに力をそそぐわけです。

「自己肯定感が高まる脳の使い方」
ななせ
ゴールを設定しましょう

「自己肯定感が高まる脳の使い方」の項目

「自己肯定感が高まる脳の使い方」は全部で6つ。
幸福な人生になるものの考え方、脳の使い方を知ることができます。

  • 第1章 脳をしつける
  • 第2章 ネガティブな感情を生かす
  • 第3章 自己肯定感の低さがもたらすもの
  • 第4章 他者を想うと脳はよろこぶ
  • 第5章 脳が「整う」と運は良くなる
  • 第6章 人はいつでも変われる

感想

昔は自己肯定感が低かった自覚がありますが、今はそうでもない。
そう思っていました。

ただ本を読んでいると、「あれっ。低くなってるかも」なんて気づくところも。
ときどき足つぼマッサージに行って体の状態を客観的に知るように
本を読んで自分の状態を知ることができます。


自分の考え方と向き合う時間が持てたことを嬉しく感じました。

一般的に“あたりまえ”とされていることは本当に正しいのだろうか?
普段生きづらさを感じているなら、ぜひこの本を読んでみてほしい。
こころが軽くなって、ものごとを前向きに考えられるようになります。

この本にはすぐに実行にうつせること
逆にドキッとするような止めた方がいいことも書かれてあります。

著者について

著者は中野信子さんです。
「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの、脳科学の先生。
落ち着いた雰囲気で、難しい内容も分かりやすく話してくださいますね。

「自己肯定感が高まる脳の使い方」を読むには

現在電子書籍にはなっていないようです。
プレジデントストア、またはセブンネットで購入できます。

脳科学で自分を変える!自己肯定感が高まる脳の使い方
著者:中野信子
セブン&アイ出版
四六 判( 192 頁)
定価:680円(税別)
初版発行 2019年6月21日

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